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【市長コラム】健診・検診、お願いします(令和元年8月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2019年8月1日更新 <外部リンク>

 このコラムでも幾度か健康について書きました。「健康危機宣言」「健診行くのは今でしょ」等の内容でした。健やかでいてほしいとの願いからです。
 市では保健師チームを軸に、医師会や関係スタッフの協力のもと健康増進に努めています。
 そのおかげで多久市は厚生労働大臣表彰を受けました。生活習慣病予防に欠かせない「特定健診」「特定保健指導」の実施率で全国4位と7位でした。まさに快挙です。「頑張ってくれてありがとう」と保健師職員に声をかけると「頑張ったのは受診された市民のみなさんです」。なんとも爽やかな返答でした。
 健康への取り組みは、継続こそ力です。そこで7月末の各町嘱託員会で現状報告した内容の一端を紹介しましょう。
 多久市は春に各種検診調査を回収します。受診勧奨でもあるのですが、今年は87.5%と8%アップ。がん検診希望では「希望あり」「職場で受ける」「病院で受ける」の合計で約5~6割の人が自己管理されていると思われます。でも「受けたくない」が8%程度。検診に対する不安などの先入観を払拭する啓発の必要性を感じます。
 がん検診では、大腸がんは横ばい、肺がん、胃がんは減少傾向です。胃がんは胃内視鏡検診を2年前から開始し、当初は50歳代の偶数年齢対象としたものを、昨年から50~68歳の偶数年齢に拡大し、検診料も当初の5千円から3千円に改め、受診しやすくしています。男女別のがんである、子宮がん、乳がん、前立腺がんはいずれも年々増加傾向です。ほかの部位のがんも検査でわかります。
 がんは早期発見で早期治療も可能です。かけがえのない自分自身の健康です。健診・検診を忘れずにお願いします。