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【市長コラム】公立佐賀中央病院の開院(令和7年7月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2025年7月1日更新 <外部リンク>

多久市立病院と小城市民病院も尽力してきた地域医療確保。両市の開業医や市民の皆さまの支えでここまで来ました。両市が今後を見通して協議を重ね、病院統合による新病院整備で合意し、この7月に開院です。

地域医療の確保は全国的課題で国も医師をはじめ医療資源集約による医療確保を国策に掲げました。その方針と地域医療構想を踏まえ、施設老朽化対策や将来の医療充実を図るため、統合による新病院建設事業を進めてきました。尽力頂いた医療関係者、建設事業者はじめ多くの皆さまに感謝申し上げます。

新病院院長には佐賀県医療センター好生館館長(院長)をされていた佐藤清治先生をお迎えでき、優秀で熱心な医師・看護師が尽力下さいます。

新病院は20の診療科と140のベッドを備えています。地震対策も考慮した免震構造で、総合受付ソファはベッドに転換でき、屋上はヘリポートです。健診センターを新設し、検診と健康指導を充実させ、健やかな暮らしを支えます(これら情報は市報6月号で紹介しています)

診察治療のみならず、癒し空間の充実も佐藤院長は願われ、池田学先生の動物画陶板(村岡・諸富氏寄贈)作品ほか切り絵や絵画等、アート作品展示も寄贈や協力で整ってきています。また機械決済も可能な24時間コンビニも併設しています。

完成式典・祝賀会では医師を派遣いただく佐賀大学医学部の野出医学部長、附属病院の野口病院長から「しっかり支えます。共に公的病院の使命を担いましょう」と激励頂き、感謝と共に奮闘努力の念を強くしました。

これから多くの皆さまのご協力ご支援を頂くことで医療確保・充実を進めます。今後ともどうぞ宜しくお願いします。