「何のために生まれて、何をして生きるのか、こたえられないなんて、そんなのはいやだ」。
この究極の問いに応えつつ、自分らしく生きることが大切です。
もちろん人生には予測不能のできごとがあり、上り坂も下り坂もある。まさかの坂もあると言われます。それでも、どんなことに出会っても、自分の中の誠実な心を信じ、勇気を持って進むのです。その努力がもたらす感動はなにものにも代えられないものです。努力は裏切らず結果をもたらしてくれます。
だからこそ、愛と勇気と希望を胸に前を向いて進むのです。
もちろん誰でも迷います。誰でも最初は自信がないのです。不安とともに努力しています。悩んでいるのは自分だけじゃない。そのことを知って、自分を見つめ、正直に自分自身とも対話して進むことが大切です。
冒頭の言葉は漫画とアニメのヒーロー・アンパンマンのテーマソングの一節です。原作者やなせたかし先生と奥様の人生がNHK朝のドラマとして放送されています。その生きざまには愛と勇気と希望が光ります。
やなせ先生もまさかの坂道を歩かれました。だから強くやさしいのです。深い愛情や不屈の強い心、どこまでも子どもたちに期待する愛情に学びたい。
アンパンマンは困った人に会うと、自分の顔の一部をその人に食べさせ、元気回復を促します。やさしく、たくましく、正義を求め続ける勇姿はやはり大切なメッセージです。
アンパンマンのテーマ曲はぼくも大好きな歌。みんなで口ずさみながら、顔を上げ、空を見上げ、気持ちを大きくして歩みましょう。苦しいと思える状況は天が与えた伸びるためのチャンスなのかもしれません。
がんばれ、子どもたち!