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【市長コラム】雨季に備えて身を守る(令和6年7月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2024年7月1日更新 <外部リンク>

今年は6月17日に梅雨入りしました。いよいよ本格的な雨のシーズンです。その先には暑い夏と台風シーズンも来ます。

市では雨季前の備えとして5月13日に防災パトロールを行いました。災害被災箇所の復旧状況や砂防工事現場、河川ポンプ場、防災減災の要注意箇所、牛津川に建設中の新たな遊水地工事現場などを、国土交通省九州地方整備局武雄河川事務所・県土木事務所・県農林事務所・消防団・消防署・警察署と一緒に現地確認しました。続いて6月3日の防災会議にはさらに陸上自衛隊・国土交通省佐賀国道事務所なども加わり、対策改善点や気象台情報も共有しました。

今夏の気温は平年より暑く、雨は平年並みか多い予報です。肝心なのは暑さ対策です。水分補給や体調管理など適切に行って夏を乗り切りましょう。

今年から新しくなる気象予報・警報の説明もありました。

予報の技術革新で精度が向上しています。例えば線状降水帯も精緻な予報が可能となり、今年度から県単位で半日前から地域が予測され、将来的には市町村単位で可能となります。時間的にも現状では30分前倒しの発表ですが、令和8年度には2〜3時間前が目標となるようです。

そして、高齢者等避難情報や土砂災害警戒情報などは危険な状態に先んじて発表されますが、雨雲や土中水分解析がより詳細に可能となり、危険が迫っていることの警報として発令されます。つまり警報が出たら早めに必ず避難が肝心です。

防災安全情報は大切です。雨雲レーダーなどもスマホで簡単に確認できます。災害ではない時に必要に応じ確認してみてください。自分自身と家族を守る上でも重要です。そして市の防災メール登録もお願いします。