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6月 全国ICT教育首長協議会

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2017年6月1日更新 <外部リンク>

 子どもたちが主役となる時代・責任世代となる時代に、先端技術を駆使し、各々個性を伸ばし、生きがいを感じつつ活躍してほしい。暮らす地域が田舎でも都会でも、そんな人生の開拓や才能発揮をしてほしい。そのため今から将来を予見し、できる限りの努力をする。それがICT教育の基本の考え方です。
 多久市では、パソコン整備、電子黒板の全校全教室整備、ICT支援員配置もし、最初は苦手でも使える環境も整え、予算や支援を確保し、さらなる改善を進めています。
 今や技術は10年前に比べ画期的に進み、多くの人が普通にスマホなどICT端末を利用できる時代です。今後はさらに進んでいきます。まさに第4次産業革命の渦中です。これはICT(情報通信技術)、IoT(あらゆるものをインターネットで連結)、AI(人工知能)を活用して新産業も創造する変革で、世界各国も注目し、日本も力を入れて臨む産業革命です。
 このような時代のニーズに応え、次代を担う人材を育てるICT教育の効果的な実践には、学校にパソコン、タブレットパソコン、通信環境などの整備や、指導サポートするICT支援員、プログラミング教育、人材育成、スキル研修などの充実が不可欠ですが、単独自治体では叶え難い課題もあります。
 そこで連携と切磋琢磨をめざす114人の自治体首長有志が集い、全国ICT教育首長協議会を立ち上げ、会長に就任して活動しています。5月は東京ビックサイトでの教育ITソリューションEXPOで千数百人を前に基調講演を行い、多久市の取り組みやイノベーションの必要性をお話しました。立ち見でいっぱいの会場という大役でしたが、「参考になった」「感動した」のコメントも頂き、さらに頑張らねばと肝に銘じています。
 新たな時代への新たな挑戦を多久からも進めていきます。