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9月 「あきらめない」が光ったリオ五輪

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2016年9月1日更新 <外部リンク>

 感動の五輪だった。リオデジャネイロ・オリンピックで日本は史上最多の41メダルを獲得。金12、銀8、銅21という結果。メダルに及ばずとも全力を出し切った勇姿も含め、すべてのシーンでアスリートたちの感動を呼ぶプレーが光った。
 重量挙げ銅メダルでスタート。悲願の団体優勝達成の体操日本男子と内村の個人総合も大逆転で金メダル。奇跡の大逆転で優勝の女子バドミントンの高橋・松友ペア。男女の卓球団体も接戦を制してメダルを獲得。男子テニス錦織も銅メダル。陸上王者ボルト選手が「美しいリレー」と評した男子陸上400mリレーは銀メダル。連携は男子水泳リレーも光り銅メダル。一本勝ちにこだわる技で金に届いた柔道。執念と練習量でメダルラッシュを加速させたレスリングでは伊調選手が史上初の4連覇など。「あきらめない」力が光輝いた。
 最高の練習を最大に積み上げた者が勝つと信じて奮闘した選手、他種目で「あきらめない」で勝ったなら私たちもと快進撃に転じた選手、最後まですべてを出し切って悔いを残したくないにこだわった選手、それぞれの人生を賭けた五輪競技だった。多くの感動があり、すべてのアスリートに感謝を伝えたい。
 雨天となった閉会式では、五輪スタジアムのフィールドには日の丸デザイン表現も披露された。次期開催都市・東京を代表して五輪旗を受け取った和服姿の小池百合子都知事は希望と決意も新たに語られた。世界情勢が不安定化傾向で、難民問題、テロ問題、環境問題など、かつてない課題を抱える時代に開催される日本の首都・東京での2 0 2 0 年オリンピック。
 伝統を踏まえ新展開を推進する挑戦を拓いてほしい。いや、ともに拓いていきたいものです。地方創生などの施策展開の潮流を東京五輪に向けて結実させつつ。もちろん、私たち個々の国際性などの向上も含めて。さあ新たにレッツ・スタート。
 残暑続きです。くれぐれも体調管理にご留意ください。