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7月 18歳参政権。忘れず投票を。

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2016年7月1日更新 <外部リンク>

 70年ぶりの法改正で新たな歴史が始まります。18歳以上の国民が参政権を得る改正公職選挙法が6月19日に施行され、新たに約240 万人が投票権を得ることになりました。
 選挙権年齢が「25歳以上」から「20歳以上」に引き下げられたのは1945年。それ以降、初めてです。今回改正の18歳以上が対象となるのは衆院選・参院選、地方自治体の首長・議会の選挙などで、所管する総務省では18歳選挙権の広報サイトを設け、都道府県や市町村と連携して啓発に努めています。
 7月10日投票の参議院議員選挙にはこの新たな参政権を持つ若者が参加します。一部地域では6月19日以降の地方選挙(首長・議員選挙)でも18歳以上の投票が実施されます。
 この新たな改革に注目しています。なぜなら、未来をつくる仕事でもある政治において、国民住民の代表者を選ぶ選挙に、18歳、19歳という10代の意思が反映されることになり、新たな政治潮流にもなりうることも期待されるからです。
 このところの投票率低下は憂慮される状況です。誰を選んでも変わらない、自分には関係ない、等の諦め気味の意見もありますが、参政権という権利は極めて重要です。心血を注ぎ、命を懸けて先人が獲得してきた歴史も忘れてはなりません。そこに込められた崇高な理想、民主政治によるより良き理想への未来選択を志向するという原点の深い認識も欠かせません。開票日には18~20歳の投票率が話題になるでしょう。
 政策、ビジョン、人柄などの情報を読み、「世話になったから」でなく、「未来を選択する」という視点も踏まえ、ベストの選択をしていただきたい。投票日に都合悪い方には市役所での期日前投票があります。忘れず投票に出かけてください。
 未来を担う若者や子どもたち、そして私たちの未来のために。