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4月 ホリエモンが多久にやってきた

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2016年4月1日更新 <外部リンク>

 IT企業家・堀江貴文氏講演会を開催しました。知名度が高い講師に事前予約も盛況。学びの里プロジェクト第二弾です。
 「小利口になるな」が主な講演メッセージでした。「熱意あるバカが成功を成し遂げる。みんな小利口にいろいろ考え実行しない。でももったいないでしょ」と迫る。会場のみなさんはうなずき傾聴し、関心は高く、「バカになる方法を教えて」と質問が出るほど。すると「まず身近なことからやる。新しいことに挑んでみる、新しい遊びもトライする。ちょっとしたことでいい。この1週間にやってみてください。みなさんもきっとできますよ」と促す。
 きっと勇気を得た人も多かったはず。「熱中して周りを気にしない。そうすればなにかできるようになる」。「やりたいことガマンは不幸でしょ。みんな誰かの奴隷じゃない。やってみればいい」。そして「人生を楽しんでほしい」とエール連続の結び。
 あたかも隣の席で語るような多彩な話に聴き入る聴衆。この講演で堀江貴文氏ことホリエモンのイメージを一新された方も多いのではと感じられた。急成長ビジネスで大成功してマスコミの寵児となり、その後の辛苦という報道から来るある種の先入観が当時は人々の意識を支配した。そのままの社会なら再挑戦もやり直しもできない空気ばかりで、ベンチャー企業も生まれない。何より若者やバカ者の創意工夫もチャレンジ精神も育たない。
 堀江氏も紹介したスペインの片田舎で世界的に成功している食堂はミニチャレンジ集積で活路を拓いた。そこにはオリジナルとホンモノ志向のこだわりが光る。ミニチャレンジできる空気と地域と元気を育みたい。勇気ある熱意が未来を拓くはずだから。