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1月 天命実践

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2016年1月1日更新 <外部リンク>

2015年を振り返って

 子どもたちが光った年です。クライミング日本代表として世界ユース選手権出場、硬式野球のナショナルチーム参加、中央校軟式野球の九州優勝、東部太鼓、TMCなど多彩な活躍がありました。
 教育ではタブレット活用学力向上プロジェクトに5年生全員が挑み、国語・算数、集中力に効果も現れました。
 子育て支援では18歳までの子ども医療費助成、保育料軽減など、子育て支援の新たな福祉に繋がる展開もしました。
 秋にはマイナンバーの付番・通知が行われ、地方創生戦略ビジョンもまとめ、多久にも変革の始まりの年でした。
 何事においても事を成就させるには皆で協力して前進することが肝心です。市民、行政、議会、各種団体がスクラムを組み、ラグビーの五郎丸選手のように地道なルーティンを経て、ゴール成功に繋げたいですね。

改めて思う多久の魅力

 緑園都市の緑豊かな環境と歴史です。鳥のさえずりで目覚め、ホタル・メダカ・カワセミが身近に生息する自然は未来への価値です。多久聖廟の歴史も光ります。近所の恵比寿・狛犬像、盆綱引き、各地の地域祭事も趣があり素晴らしい伝統です。多久は古文書も有名で、御屋形日記などの文書は学術的に貴重な資料です。石器時代の石器工房の遺跡もあります。有田焼陶祖・李参平も多久に暮らしました。これらの磨き上げと発信も大切です。
 立地面では地盤の強さも魅力で、企業誘致でも強靭な地盤のニーズが高いのです。高速道利用1時間程度で福岡国際空港に繋がるアクセス性もアピールポイントで、11月に貫通式のあった女山トンネルも29年度開通を目指し推進中です。
 これらの個性・特性を踏まえ、世界や未来を見据えた優良企業誘致など、積極的チャレンジを進めたいと考えます。
 さらに2020年東京オリンピック・パラリンピック、2023年佐賀国体も視野に入れ、交流・観光客人口を増やしたいですね。ゆうらく再生活用などの展開を有効に活かしたいと考えています。

2016年はどんな年になると思いますか?

 「どんな年になるか」ではなく、「どんな年にするか」が大事だと常に思います。今年の干支は丙申(ひのえさる)です。易学的には「着実に事を進めて大きな成果を得る年」という暦めぐりです。「何事にも根本・根源をなす最重要のことから先に進める」ことが大切です。いわゆる「見ざる・言わざる・聞かざる」でなく、「見てござる」「言ってござる」「聞いてござる」の積極的な申年にしましょう。昨年蒔いた企業誘致、雇用創出、予算確保の種が芽吹き、花開き、実り収穫できる勇猛精進・実行の年にしていきます。