マイナンバー制度がいよいよ10月にはじまります。
行政サービスの向上に役立つ制度として、国民のニーズに対応し、迅速・公平・公正な行政サービスの提供を可能とする未来に向けてスタートするものです。市民のみなさんの事務手続き簡素化や、行政コスト削減もできるようになります。
10月5日の住所情報等にもとづき個人・法人に付番されます。まず通知カードが送付され11月頃みなさんに届きます。個人番号は個人に唯一無二で、今後重要ですので、大切に保管してください。
マイナンバーが可能にする未来像を少し見てみましょう。
確定申告は、税務当局や市役所から個人のスマートフォンやパソコンに、前年分所得と源泉徴収等の情報が送信され、内容に誤りがなければチェックボックスをクリックすれば申告は完了。実に簡単です。これは既に番号制度を活用している国の例です。
災害や遭難等の際、遭難者の既往病歴等の情報に基づき、その人に必要な薬品と専門医をヘリコプターで運び、救急医療提供。これも大切な対応で、これを実行している国があります。
年金等情報を自身で確認できたり、子育て支援情報等を適宜メールで受信することなども可能になるでしょう。
情報管理にも最高度のセキュリティ対策が施されます。また、自分の個人情報を誰がいつ見たかも確認でき、不正ならすぐに訴えができる態勢も整えるなどの安全対策も完備されます。
まさに新たな行政サービスを可能にする社会基盤です。そのためにも「個人番号カード」申請が大切です。引き続き説明会や広報を行いますので、よろしくお願いします。