平成15年4月に佐賀県市長会長に就任し、12年4か月務めた会長職を8月に交代しました。
多久市のように小自治体から会長就任は稀で、それだけに重責も感じました。「やはり小都市には難しかったなあ」と評されぬようにと肝に銘じ、真摯に職責遂行に努めました。
新時代ニーズ対応、長期的・本質的・多角的な考察、生活者視点、市民が主役となり幸福実現できる社会、を基本としました。大過なく果たせたのも多くのご支援の賜物であり感謝しています。
任期中には、
内閣府地方分権改革推進委員に選ばれたことも忘れ難い思い出です。全国810人以上の市長から唯一人、総理大臣から任命され100回に及ぶ審議を重ねました。その勧告が今の地方分権改革の基調となっています。全国市長会副会長に就任し、各省幹部と得難い人脈もいただきました。
さらに九州市長会では長崎市長銃殺事件で犠牲となられた故・伊藤会長とともに九州市長会の道州制提案をまとめたことが貴重な思い出です。
全国市長会相談役と九州市長会副会長の役職は継続しつつ、市政発展にさらに尽力します。