猛暑続きで体調がおかしくなりがちです。そんな体験をされた方からお手紙をいただきました。
散歩がてらに出かけた買物の最中に不調を感じられました。最初は眩暈(めまい)。「これはいけない」とレジを済ませ、外のベンチで休憩。すると次は物凄い吐気、さらに意識も朦朧(もうろう)となってきたそうです。危険な兆候です。
そこで、タクシーを呼ぼうか救急車を頼もうかと必死の思いでいたところに「具合が悪いのではないですか」と声をかけて下さるご夫婦がいらっしゃいました。そして「ついでですから」と車をベンチに寄せ、車で送って下さったのでした。その後、手当てを受けて元気になられました。
「あのまま気を失っていたら駄目だったかも」、「九死に一生を得た思いです」ともあります。
元気になったけれど「御礼を申し上げたいとの感謝の念が増すばかり」とのこと。御名前を聴いていないけれど、「お蔭様で元気に毎日幸せに過ごして居ります」と伝えたいと手紙にあります。
思えば、一見変化のない日常のさりげない日々にこのような感謝に堪えない瞬間があります。
本稿を見て下さっていたら、私からも御礼を申し添えたいと思います。ありがとうございます。
そのようなあたたかい心、すっと手を差し伸べる行動力をお互いに持ちたいものです。
暑さもまだ続きます。睡眠、栄養、水分などに留意して夏を越え、実りの季節へ進みましょう。