ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 市長の部屋 > 6月 希望を未来につなぐ千年希望の丘

6月 希望を未来につなぐ千年希望の丘

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2015年6月1日更新 <外部リンク>

 6月は水無月と呼びますが梅雨入りの月。台風終了まで災害要注意です。天候にご注意ください。
 1年前のこと。東日本大震災の被災地・宮城県岩沼市の「千年希望の丘・植樹祭」に参加しました。緑の堤防をつくり、故郷を守り、未来の希望をつなぐ壮大な思いと協力要請を、当時の井口市長から伺い、消防作業服姿で参加したのです。
 仙台空港傍の会場に約7千人が集合。開会式では小泉進次郎復興担当政務官もあいさつ。海岸沿いの帯状の丘にタブ・椎・桜などの広葉樹16種7万本の苗木を植えました。植林生態学者の宮脇昭先生が指導され、小泉政務官やミュージシャン石井竜也さん、俳優西村雅彦さん等も参加されました。まさにそこは津波が集落・田畑を呑みこみ広がった所です。丘は災害廃棄物ガレキの有効活用で築造され、植樹の完成後は津波の減衰、いざという時の避難場所、防災教育の場所、メモリアルパークに活用される計画で、今年も5月末に実施。
 災害を越えて未来へ進む意志と努力の大切さを感じます。でも被災地では本格復興への道半ば状況もあり、改めて防災対策を考えさせられます。
 地域の安全安心を守ることは行政の基本使命の1つで、その遂行のため5月に防災パトロールと防災会議を行い、今後の大雨・台風などの災害に備えています。万事しっかり対応して参ります。
 みなさんも携帯端末等で気象サイト登録、防災メール登録など、日ごろからの対応もお願いします。