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【市長コラム】桜満開にWBCで日本優勝(令和5年4月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2023年4月1日更新 <外部リンク>

先月半ばから、桜の開花・満開の報が列島に広がりました。

首都東京が桜満開の3月22日はワールドベースボールクラシック(WBC)決勝戦。日本チームが米国に3対2で勝利し、三度目の世界一に輝きました。

投打二刀流で活躍の大谷選手、最多打点記録の吉田選手、ムードメーカーのヌートバー選手、タイムリー長打の村上選手、若手の佐々木選手ほかの投手陣など枚挙にいとまがありません。

日本は1次ラウンドを全勝で進み、決勝トーナメントも着実に勝利を重ねました。幾度もの難しい局面でも融通(ゆうずう)無碍(むげ)の巧みな攻守でピンチを克服しました。ハラハラ、ドキドキの連続で観戦された方も多かったはずです。それだけに優勝は大きな感動をもたらしました。

選手たちの頑張りはいろいろ教えてくれるものでした。

何よりも「最後まで諦めない」ことの大切さを誰もが感じました。窮地でも平常心を忘れず、勝利への情熱を堅持し、ひたむきに今やるべきプレーに全力集中する姿が光りました。

野球発祥国アメリカのスター選手との対戦に臨み「今日一日は憧れはやめよう。勝つことに集中しよう」と大谷選手は試合前に檄を飛ばしました。リスペクト(尊敬)は忘れぬが、心が萎縮する羨望は胸にしまい、全力で目標に向かったのです。

選手たちの底力を信じる栗山監督は徹底して力を尽くす覚悟で選手を巻き込みました。

後日談では日本代表ロッカールームはゴミひとつなかったとのこと。心を清め、場も清める精神です。サムライ達の野球愛と人間力による品格です。全選手のひたむきさに勝利の女神は満面の笑みをもたらしました。

あの感動と日々の努力を範とし、さあ新年度の開幕です。