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【市長コラム】日常をとりもどすために(令和5年3月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2023年3月1日更新 <外部リンク>

政府は5月8日から新型コロナウイルス感染症の位置づけを「2類相当」から、インフルエンザ等と同じ「5類」に改める方針を決定しました。あわせて感染予防のためのマスク着用も3月13日から「個人の判断に委ねる」方針も発表しました。

これを踏まえ、多久市も3月1日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、マスク着用なども政府方針に沿った対応へ変更することにしています。

学校については、3月末までマスク着用を薦め、4月以降は個々の判断に委ねることになります。教職員や学校関係者、来訪者はマスク着用ですが、児童生徒のマスク着用義務化は緩和されることになります。

集会やイベントについても、感染予防対策がなされていれば、マスク着用は個々の判断を尊重する対応になります。

3年を経過した新型コロナ感染症は様々な影響を及ぼしてきましたが、ここにきてまだ収束には至らないものの、ようやく日常を取り戻せるライフスタイルに移行できる感じがします。油断は禁物ですが、普通のくらしを取り戻したいものです。

そしてまた、コロナ感染の後遺症も課題です。後遺症の実態などについて大阪大学医学部教授で感染症の専門医である忽那賢志先生の研究室と共同研究を行う予定です。感染後の病院・宿泊施設・自宅での隔離から復帰できても、食事や活動量の減少などで体力も免疫力も低下し、コロナフレイルの可能性も懸念されます。今後のコロナ後遺症対策に活かせるよう、健やかさを回復できるように願って取り組みます。春以降には調査への協力をよろしくお願い致します。

あたたかい陽射し・輝く光景・鳥たちのさえずりとともに花咲く春がもうすぐやってきます。