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【市長コラム】卯年は「飛躍」「向上」の年に(令和5年1月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2023年1月1日更新 <外部リンク>

 新年を寿(ことほ)ぎ、皆様のご健勝ご多幸をお祈り申し上げます。
 未だ収束しないコロナ禍で、皆様もご苦心の日々だったことと拝察いたします。この国難克服には、皆で感染予防を徹底し、乗り越えて参りましょう。
 さて、今年の干支は「癸卯(みずのと・う)」です。中国の歴史書『漢書(律暦志)』によれば、「卯」は草木が伸び出て地面を覆う状態を表し、五穀豊穣の意があります。「春の訪れを感じる」という意味、また「卯」の字形が「門が開いている様子」を連想させることから「冬の門が開き、飛び出る」の意があり「寒気が緩み、萌芽を促す年」、厳冬が去り春の兆しの訪れになると解されます。まさに、コロナ禍で停滞続きの世の中に、花咲く助走の年となり、希望が芽吹く春がようやく到来することが期待されそうです。
 でも注意も必要です。今まで培ってきた自分自身の力が試される年になるという示唆もあり、最後まで諦めず希望を持ち続けつつも、無理をしすぎないことが活路を開く鍵のようです。程々が肝心。今まで尽力した事を信じ、大らかに天命を待つという姿勢も大切とされます。
 明けやらぬコロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻などの一年を越えて迎えた新年も激しい変化に遭遇するでしょうが、DX時代の卯年にあやかり、新たな変革を生みジャンプできる飛躍・向上の年にしたいものです。
 メッシ選手率いるアルゼンチンが優勝したサッカー・ワールドカップで日本代表チームの健闘が多くの感動を生みました。最後まであきらめない、必ず決めると信じて挑む、などの教訓も輝く熱血プレーでした。あの勇姿に見習いつつ、今年の運気に期待し、お互いに何事にも前向きに努めて参りましょう。