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【市長コラム】BA・5ワクチンでさらに対策(令和4年11月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2022年11月1日更新 <外部リンク>

 すでに報道でご存知と思いますが、オミクロン株派生型「BA・5」に対応したワクチン接種が10月14日に県内トップを切って多久市で開始しました。当日午前中に配送されたワクチンを午後からの集団接種で使用してスタートできました。
 このように速やかに市民の皆さんの健康保持が可能となるような対応に努めています。
 コロナ感染は第7波ピークを過ぎたように伺えますが、県内は10月20日に225人感染。まだ完全安心には至りません。
 冬を控え、インフルエンザ流行とコロナ感染の同時流行も想定されます。政府では新たな感染症時代に向けた対策が検討されており、感染症法の一部改正も行われようとしています。
 いずれにしても、日々の健康チェック、発熱したら外出自粛、マスク・手洗い・手指消毒・換気などの予防励行とワクチン接種が重要です。「まあいいか」でなく、意識した対応が欠かせません。自分自身はもちろん、大切な人・家族の安全確保のためにも大事です。
 安全確保といえば危機管理と通じる面があります。去る9月27日の安倍晋三元首相国葬儀に参列し、外国要人を含む4,183人とともに武道館で献花しました。外では一般の方々2万6千人が整然と列に並び供花など弔意を表されました。安全で知られてきた日本での元首相暗殺事件は世界を驚かせました。
 危機管理の基本は「最悪を想定して最善を尽くす」です。この基本の徹底は感染症対策でも言えると思います。
 安全はいつもあると安易に思い込まず、適切な対策の的確な実行が不可欠です。皆で感染予防に努めましょう。寒さにも気をつけてお過ごし下さい。