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9月 多久で佐賀県市長会議を開催

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2014年9月1日更新 <外部リンク>

 佐賀県市長会の市長会議を多久市で開催しました。8月19日は朝から雨が気になる天候でしたが、多久市役所に集合し、県知事要望、九州市長会政策提案など審議しました。大雨警報も出て、雨次第では即時解散して各市の防災にあたるという態勢での進行でしたが、市長会議と行政視察(あいぱれっと、小中一貫校)を行えました。
 県知事要望では新たに項目を追加。内容は原子力災害の場合に原発から30キロ圏外の適切な防護・避難などの災害対策充実を国に求めるとともに、県の防災計画を見直し対策を充実してほしいという要望です。万一の事故で放射性物質の飛散が想定される場合、影響は30キロ圏内に限定とは限らず、距離とともに減少しながらも予想される影響を踏まえた現実的対応が不可欠になることから「対策強化を」という趣旨です。
 これを受けたかのように翌日には国の原子力規制委員会が、30キロ圏外の対応充実を検討する方針を発表。まさに時宜を得た提案内容となり、22日に県知事への要望を行いました。
 この市長会議の翌日未明、停滞する前線により西多久で200ミリ超の豪雨となり5時台から出動し対応しました。7時半から雨が止み、避難勧告には至らず多久市内は無事でしたが、広島市では死者・不明者80人超の土砂災害が発生しました。お悔やみとお見舞いを申し上げます。局所的集中豪雨と脆弱な地盤が悲劇をもたらしました。安心安全は政治行政の基本。今後も力を注ぎます。