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【市長コラム】安倍元首相急逝とコロナ感染(令和4年8月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2022年8月1日更新 <外部リンク>

 7月の参議院議員選挙は大事な参政権行使の機会でしたが全国の投票率は52%程で有権者の半数が貴重な権利を放棄しています。誠に残念なことです。
 選挙運動期間の最中、8日の白昼に安倍晋三元首相が奈良市の近鉄大和西大寺駅前の街頭演説中に銃撃されました。
 オープンスペースの駅前で、歩道から近づく犯人が自作の銃器で二度発砲。一度目ははずれ、二度目の被弾が致命傷となり、失血で死に至る惨劇。あまりに突然の悲報に衝撃と悲しみが全国に広がりました。多久市も弔意の記帳所を設けました。
 もっと堅固な警護をしてほしかった。一般的には警護対象者の後ろには人が立つか車を配置するなどして護るものと認識していますが、報道画面からは元首相後方の注視が不十分と映ります。その間隙(かんげき)を突かれた悲劇です。事前に警戒ロープを歩道に張り巡らせていればロープを越える動きを制止できたはず。
 「恨んでいる団体に関係しているから」が犯人の動機とのこと。政治姿勢の評価は様々あっても、外交関係の人的ネットワークなど失われたものは大きいです。改めて哀悼の意を表します。
 7月は私もコロナ感染し、ご心配ご迷惑をおかけしました。感染予防を呼びかける側でありながら感染の事態となり責任を感じるとともに、誰もが感染しうる状況であることを痛感しました。療養中の公務はオンライン、電話、メールで行い、会議は代理対応、面会等は再調整しました。発熱は38・6度まで上がり喉の痛みもありました。今回の感染と療養体験も今後の対策に活かしていきます。
 県内感染も1800人で最多更新。3回目4回目のワクチン接種も忘れずお願いします。皆様も十分に気をつけて下さい。