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4月 肝がん撲滅プロジェクト発進

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2014年4月1日更新 <外部リンク>

 新年度前の吉報のひとつは特別交付税の確保。9億5000万円要望に対し、10億2394万円が決定され、3月19日多久市に交付された。多久市の大事な財源確保だ。(営業活動の甲斐があった)。
 もうひとつは「多久市肝がん撲滅プロジェクト」のスタート。市民の健康分析をしてみて、特に肝がん対策は急務だ。佐賀県は肝がん死亡率が全国トップであり、10年以上もワースト1が続く。
 県内で多久市は肝がん死亡率が高いと分かり、対策本格化を決めた。佐賀大学医学部附属病院の江口医師ほかの専門医チーム、多久市医師会チーム、多久市立病院院長・医師・看護師チーム、市の保健師チーム、市長ほか行政チームが3月19日に第一回目の全体会議を行った。
 市民の皆さんには肝炎ウイルス検査を受けてほしい。血液検査で判るから検査は簡単。ウイルスがあればすぐに治療を促します。既に陽性反応者には市長から手紙を出して、その旨を伝えた。完治に向け、チームが協力して取り組みに当たる。
 インターフェロン治療は知られているが、副作用など患者の苦労もある。最近出た新薬は、副作用も少なく、治癒率も高く、期待できそうだ。
 めざすは肝がん撲滅。もちろん一足飛びにはできないが、やり始めない限り改善はできない。だから取組みを始めた。全国的に貴重な試みらしく、「多久市がモデルになり、全国に広げてほしい」とは専門医の激励コメント。頑張ります。