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【市長コラム】変化は常と心得て事に臨む(令和4年5月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2022年5月1日更新 <外部リンク>

 ここにきて世界は激変の色を濃くしています。想定外のコロナウイルス感染症のみならず、ロシアのウクライナ侵攻が連日報じられています。影響は世界に広がり、侵攻を止めぬ露軍は5月9日に向けて大規模作戦を行うとの観測もあるようです。
 これまで多数のウクライナ国民が各国に避難。突然失われた平和、砲撃で破壊される故郷、
着のみ着のままの避難の苦境も世界中に報じられています。
 スマートフォンを使って市民が戦禍の実情を発信し、その動画や画像で世界は惨劇を知るという展開は人類史初でしょう。この苦難をいかに乗り越えるか。和平交渉も注目されます。
 紛争回避を含め、政治の役割の重大さを我々は知らされています。平和のもとに繁栄を築き、人々の幸福を可能にする。それは永く人類が求めてやまない大切な価値でもあります。
 そして気を抜けないのが新型コロナウイルス感染症です。オミクロン株で幼く若い子どもたちにも感染が広がり、家庭から職場などへ拡散し、県内の感染状況も人口比で全国3位の週もありました。要注意です。
 この5月GWもくれぐれも感染予防の徹底が不可欠です。
 感染力の強いBA.2やXEという新たな変異株も確認され、予断を許さぬ状況です。楽しく語らう時ほど感染リスクを意識して適切に行動してください。
 どのような危機にさらされても、我々はより良い未来に向けて進んでいくのです。変化は常なりと心得れば、艱難辛苦(かんなんしんく)に動じることなく、平常心で対応できることも忘れずに。
 5月には、幼子の無病息災を願う親心の込められた菖蒲湯があります。日本の節句の風景でもある菖蒲湯に浸り、自らと家族の健康を念じたいものです。