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【市長コラム】寄り添うことの大切さ(令和4年4月号)

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2022年4月1日更新 <外部リンク>

 ひさしぶりにお会いした方から貴重なお話を聴きました。
 市内在住のAさんが、市のがん検診を受診された時のことです。検査結果に気になるデータがあったため地区担当保健師職員がご本人に会って内容を伝え「早めに精密検査を受けてください」とお勧めしました。そして家族と相談されたAさんが再検査に行かれた時、専門の医師から「がん検診の後にこんなに早く丁寧に再検査を促してくれる自治体はなかなか例がないですよ。早期発見でよかった。多久の取り組みは素晴らしい」と評価されたとのこと。ありがたかったとも語られたようです。まさしく「寄り添い」実践の賜物です。
 その後、Aさんは経過良好で元気にお過ごしです。この実話は関係者にも励みになります。
 市は皆さんの健康維持に力を注いできています。健康には日々の取り組みや生活習慣が大切で、定期健診、がん検診も重要です。各種検査で身体の状態を知ることができれば、健康維持を意識するようになり、健康回復のきっかけにできます。
 4月には毎年恒例である全世帯対象の検(健)診意向調査を行います。市や職場の健診や人間ドックなどで確実に検査を受けていただきたいからです。ご自身のため、ご家族のため、大切な人のために。ぜひ協力をお願いします。あわせて健診・検査を受けていただきたいと思います。
 そしてコロナウイルス感染症です。市内の新規感染は3月1日15人が過去最多。3月23日は市内ゼロでしたが、県内では291人。減りません。オミクロン株感染は10歳未満や10歳代、無症状者も多く、家庭や職場での感染に要注意です。予防徹底をお願いします。
 花咲く春到来。迎える新年度はフレッシュで明るく元気なスタートにしたいものです。