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7月 夢のワールドカップ

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:1998年7月1日更新 <外部リンク>

 注目のワールドカップ・フランス大会。結果は残念だった。対クロアチア戦のスタジアムに多久市のサッカー少年がいた。南部小学校六年生の曲渕君だ。
 彼がサッカーシューズを買ったとき「ワールドカップの子どもレポーター募集」のチラシが付いていた。これがきっかけになった。夢をかけることを決心し、「作文を書きたい」と先生に相談した。先生もビックリ。「いつもは作文なんかに興味を示さないのに」。「これは何かあるぞ」と話を聞いて、先生は彼のサポーターになった。いろいろ工夫して一生懸命書き上げ夢を託して作文を郵送した。
 その結果、フランスに派遣される六人の一人に選ばれた。
 すごいのは彼の行動力だ。熱意があれば何でもできる、夢もかなうと教えられる。
 人はいろいろなチャンスに巡り会っている。肝心なのは、そのチャンスを生かすかどうかである。気をつけていないとチャンスに気づかない。のんびりしているとチャンスが通りすぎる。チャンスと思っても努力なしでは成果はない。チャンスを手にしても、自分で自分を締めたら何もできなくなる。
 やっぱり「自分が本気になって打ち込む」ことが大事なのだ。
 七月は参議院選挙。政治参加のチャンスをきっちり生かしたいものだ。忘れず投票を!