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10月 感動の音楽祭

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:1998年10月1日更新 <外部リンク>

 前回のタイトルにミスがありました。正しくは「地球的に考え、地域的に行動しよう」です。ちなみに英語では「Think Globally, Act Locally」。世界的、地球的な眼と頭で考えながら、目の前の具体的テーマに挑戦する姿勢は今後ますます重要になっていくはずです。
 ところで、9月には佐賀国際音楽祭の一部を多久で公演できました。私が年初に「生のオーケストラを多久でも」と開催志願したものです。
 聖廟での弦楽器とクラリネット演奏も素敵でした。「こんな素晴らしいコンサート空間は初めてだ」と奏者のマンノさん。虫の音をBGMに、秋の夜長の輝いたこと。孔子様もうっとりだったはず。
 ロシアのエルミタージュ・オーケストラも圧巻でした。地の果てから届くコントラバス、空気を震わせて迫るチェロ、そして心臓にキューンと響いてくるヴァイオリン。鳥のようなファゴットやフルート、神々しいオーボエ、静寂の時を告げるホルン、激しいティンパニ。歌姫川副千尋さんの美声。思い出深い音楽祭でした。
 「全員があらん限りの力を出した」と汗まみれの指揮者グスタフ氏。
 「もう一度」「来年にも」と嬉しい要望を沢山いただきました。感謝と感動がすばらしい。(とし)