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11月 予算・秋の陣

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:1998年11月1日更新 <外部リンク>

 秋の釈菜が終ると多久の秋色も深まる。前日まで台風直撃が心配されたが、来訪中の曲阜市長と「台風をふきとばそう」と協力したことの成果かなと安堵して献官役をつとめた。各地の秋祭りも和やかに楽しく実施されている。
 秋といえばスポーツと文化そして食欲というのが合言葉の観があるが、行政においては10月、11月は陳情の季節である。しかも、全国的組織の政策と予算確保のための大会が続く。ほぼ毎週のように全国の関係市町村長が集まり、関係省庁や大蔵省に要望を重ねる。
 多久市が関係する主なものだけでも、過疎地域活性化連盟理事会、新過疎法制定総決起大会、六角川・牛津川改修期成同盟会の建設省要望、治水事業促進全国大会、自治体病院財政危機突破大会などがある。特に過疎地域活性化のための新立法要望では九州地方を代表して大蔵大臣に直接陳情解説を行う。
 地方の時代と言われて久しいが、自主財源の少ない都市には補助事業や財政支援措置が欠かせないというのが実情だ。ここでもトップセールスしかないと自覚している。上京中は時計を見ながら扇子を持って走り回っている。(とし)