21世紀の扉をひらく統一地方選挙が行われました。多久市でも3人の候補が県議会1議席を目指し、26人の候補が市議会22議席を目指して奮闘されました。選挙運動期間そのものは短期ですが、そこに至るまでの道のりは長かったと思います。決意、準備、支持拡大など、人知れず並々ならぬ苦労があるからです。候補や世話役を中心に、それぞれに郷土発展の一翼を担うべく熱心に取り組まれてきました。
結果は先に報道されたとおりで、現職を去られる方もありましたが、これまで議員として力を尽くして頂いた献身の数々に敬意と感謝を表したいと思います。今日の多久市のすがたはその尽力のおかげです。
新しく始まる市議会では議員総数22人のうち当選回数で見ると、8・7・6・4回が各1人、3回が3人、2回が8人、新人は7人です。
全ての候補陣営や関心をもたれた方々の熱心な取組みにエールを贈ります。「なんとか」「ぜひとも」「今度こそ」という思いは、まちづくりに欠かせない熱気を生み出します。地方分権時代だけに地方議会の役割も重要な時代です。議会と行政が衆知を集めつつ、バランスよく21世紀の多久づくりを進めたいものです。
この5月11日から県・市それぞれに臨時議会が開催され議席や委員会構成が決まります。そして6月定例会で本格的議会が始まります。