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12月 選ばれる多久になろう!!総合計画策定中

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:1999年12月1日更新 <外部リンク>

 いま、市では新しい総合計画の策定作業中です。
市民アンケートは市民のほぼ10人に1人の割合で行い、その中で多久の魅力を尋ねた。他市町村では「自然が豊か」「人情味がある」「食べ物がおいしい」の順で回答のベスト3になるらしい。ところが多久は違う。一般も若者も2位は「孔子の里」。しかも50%を超す。「これは多久の特徴だ」と調査協力の専門家。この個性をどう生かすかがポイントになる。
 市民懇談会では「孔子の里と言うが聖廟があるからだけになっていないか」との真剣な問題提起もあった。なるほど、どれだけ論語や儒学を知っているか、学んでいるか。人に伝えられるか。我が身をふりかえると自信もゆらぐ。でもそこで縮こまっていては未来は開けない。お互い努力して「温故知新」に励みたい。
 懇談会では、企業や就職先を希望する声を聞いた。率直な願いだ。同感である。市では今年は先端企業工場の誘致を9割ほど煮つめたが、最後は海外に奪われた経緯がある。うまくいっていれば約200人の雇用を生むはずだった。今は次に向けて情報収集と多久のPRに奮闘中だ。
 先日の講演で五木寛之氏が「ここはいい。晩年はここでペンを執って作品を書きたい」との旨の発言をされた。満場の大拍手。まさにそんな気にさせる美しく立派な多久づくりを皆で進めたいものだ。
 いよいよ2000年のカウントダウン。