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1月 2000年 あけましておめでとうございます

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2000年1月1日更新 <外部リンク>

 さあ西暦2000年のはじまりです。新旧世紀の橋渡しの年でもあります。
 千年を刻む、この記念すべき新年を皆さんとともに迎えることができることができますことを感謝するとともに嬉しく思います。新しい年が皆さんにとって、希望に輝き、ご家族やご友人とともに喜びを分かち合い、新世紀への飛躍の年となりますよう心より期待し祈念します。

 市政も、顧客満足度向上という経営改善の視点や、内外の行政改革事例などに学びつつ、前例踏襲の習癖をこえて「日に日に新たな」努力をしなければと感じます。まして地方分権関連法が成立し、地方自治体としての底力や行政対応力が求められる時代になり、国・県や関係機関の助力を得ながら、市職員と力を合わせて臨みたいと考えます。
 この四月から始まる介護保険や広域消防はもとより、さらには広域ごみ処理、下水道整備、水資源確保、企業誘致・産業振興、区画整理やまちづくり、中山間地域対策、子育て支援・教育振興など対応すべき課題は数多くあり、景気低迷による税収減や財政難の厳しい中ですが、創意工夫による自治体経営に努力する所存です。たとえ地方でも、他に負けない情報化教育を小中学生のために進め、情報公開では透明度日本一の多久市を目指します。第3次総合計画も年内にまとめる予定ですし、女性議会も開催し女性の視点を市政に反映したいと考えます。市民の皆さんにも市政全般へのご理解ご支援のほど、よろしくお願いします。

 晴れきらぬ世相の中、すばらしい多久づくりや、お互いの幸せづくりには、さわやかな日々の創造が大切だと思います。身近で誰にでもできることで笑顔も増やせます。
 たとえば、朝は「おはよう(ございます)」のあいさつをし、食事の時には「いただきます」と手をあわせる(たとえ一人の時でも忘れずに)。出かける時は「いってきます」「いってらしゃい」。握手や頬キスなどの工夫を、思い切ってやると一日が変わるはずです。
 外に出たら笑顔をふやす工夫です。ドア、階段、エレベーターなどで、他人にゆずったり手を貸しましょう。次の人のために開いたドアを支える。エレベーターでは階のボタンを押してあげる。乗り物では席をゆずる。さりげなく、すみやかに、スマートにゆずるのです。先を争う時ほど「お先にどうぞ」とゆずる。きっと「ありがとう」が聞こえてきます。たとえ聞こえなくてもいいんです。喜ばれています。自分が受ける立場だったら、心を込めて「ありがとう(ございます)」と必ず言葉と態度に笑顔をそえて伝えるのです。
 こんな小さな「サンキュー」「ありがとう」「どうも」「どういたしまして」の積み重ねが、人の気持ちを明るくし、快適なものにしていくはずです。
 一日のさわやかな始まりが、すばらしい一日を生み、すばらしい一日の積み上げがすばらしい一年を創ります。その先に、素敵なすばらしい人生がまっているのだと思います。
 2000年の年始め、さあ、さわやかな気分であなたらしく活躍してください。