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3月 卒業する君へ

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2000年3月1日更新 <外部リンク>

 3月は卒業式シーズン。卒業する皆さんおめでとう。進学や就職、それぞれに新しい日々がまっている。
 新しい月日は向こうから素晴らしい日々としてやってくる訳ではない。素晴らしくするのは君自身だ。いつか良いことあるだろうと期待するのは自由だけど、自分で何か努力しない限り始まらない。努力とは楽しいから続けることを目指すのではない。楽しくなくても決めた目標に向かって、少しずつでも進むことを言う。チャンスに出会っても生かしきれず「悔しい」と思うのが嫌なら、今から始めるのだ。チャンスが来た時につかみとることができる自分でいることが真の実力だ。
 友達がガンバッテいるから君もガンバレというのではない。よくよく考えてごらん。人には一日24時間が与えられている。誰でも同じだ。平均寿命は約80年、それは約3万日または70万時間にあたる。そこをどう生きるかで人生が豊かにもお粗末にもなるとしたら、君はどんなふうに一日を過ごしたいだろうか。
 自分のためにしっかりやるのだ。二度とない人生なのだから。でも好き勝手にやっていいということではない。他人に迷惑かけず、自己責任で道を切り開く。最後の最後は自分だけの勝負の時も来る。でも恐れることはない。そんなものだと受け止めればいい。できることにベストを尽くす。最後まで諦めない。やってみればきっと分かる。さあ夢と希望を胸に飛び出せ!