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4月 花見を前にエゴとエコを思う

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2000年4月1日更新 <外部リンク>

 先日、中央公園へ出かけた。桜の蕾もふくらんでいる。春風にのせて人々の歓声も聞えてきた。私を連れ出した6歳の息子も大喜びだ。新しくなったカラフルな遊具、ジャングルジムを楽しみに出かけることになった。乗り始めた自転車とともに園内へ急ぐその後ろを追いかけていった。
 ところが、入口付近を過ぎると、散乱しているゴミが目に付いた。だれかが焼肉をしたらしく、その周辺に肉や材料の白いトレイが散らかっている。すぐそばのベンチの下には空缶。見かねて拾うことにした。拾い始めると、もう一人拾ってくれている人に出会った。ゴミ袋を手に動かれる姿がうれしかった。「ごくろうさまです」と声をかけた。「こりゃひどいなあ」の言葉が返ってきた。春は花見で勢いづくが、こんな散らかしは勢いづいてほしくない。
 この春も、きっと花見の機会も多いでしょうが、お楽しみの後は、ぜひとも紙袋やゴミを散らかさずをお願いします。「飛ぶ鳥、後を濁さず」の言葉を思い出したい。自分さえよけりゃのエゴでなく、環境を思うエコにも目を向けよう。
 この4月からは介護保険、広域消防が正式にスタートします。小中学校へ配備したパソコンも活用開始です。21世紀への架け橋である、この平成12年度をお互いに素晴らしい年度にしたい。