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7月 受けて下さい住民健診

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2000年7月1日更新 <外部リンク>

 コラムにこんな話題から始めてはどうかとも思ったのですが、真剣に考えてほしいので書くことにしました。
 先般、長年活躍されている先輩宅を訪問しました。奥様が急逝されたのです。最愛の伴侶を失われた方へのかける言葉にも窮しながら坂道をのぼっていきました。
 ごあいさつすると、「健康診断は受けんばよ」の一言が返ってきた。通夜の席上でそのことを話したと言われた。
 「家内が微熱を出したのが数カ月前のこと。その時は季節外れの風邪かと思った。それでも微熱が続き、疲れがたまったのだろうと本人も家族も考えとった。そのうち診察してもらったらガンやった。すぐに手術となったけど、手遅れの状態やった・…。処置できず退院し、回復するよと言って励ました。本人の気合いもあって入院前に比べ見違えるほど元気になった。病気が信じられなかった。でも再び体調を崩し入院。あとは早かった」。
 それは悔しさを踏まえてのごあいさつだった。「時々健康診断は受けていました。でも胸部レントゲンまで。ガン検診をしていたら早期発見できた。だから皆さん、健康診断や検診を受けてください」と話をされたのだった。
 健康診断が大事とわかっていても「めんどうだ」「結果を知るのが不安」等と遠ざけていてはいませんか。自分の健康、身体を調べてみる事は大切です。家族を支える、夫婦で心和かに生きる、仕事をやり抜く、自己を伸ばして世に役立つ…、いずれにも必要なのは健康です。
 7月は住民健診があります。あなたもお忘れなく。