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2月 ふるさとは人にあり

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2001年2月1日更新 <外部リンク>

 佐賀を語る会という会がある。平成9年から東京でメンバーが毎月集まり、佐賀県の発展を願って会を重ねておられる。会員は必ずしも佐賀県出身者ではない。なぜここまで佐賀にこだわるのと感心するほどだ。
 メンバーは佐賀県出身で東京勤務の方や、佐賀支店など佐賀県内に勤務された方々である。いわば佐賀との出会いのあった方々。出会いが御縁で佐賀を忘れられず語りが続く。佐賀空港への一番機に乗って佐賀に行く企画も実施された。座席確保、運賃交渉、企画などを担った貫井さんは「やりすぎた。乗るはずが、再転勤のため空港で出迎えた」と笑って回想される。
 そんな会員の主要メンバーが佐賀県近隣に赴任された。今度は「Uターン佐賀を語る会」がスタートした。
 座長役の阿納さんは長崎勤務。佐賀空港を使って長崎と東京を往来され、会合には白いかもめで、長崎からハリキッテこられる。東京銀座路上で佐賀物産即売の売り子に混じって有田焼を完売した腕前の持ち主。
 事務局役の西田さんは毎回みごとな気配りと運営。
 「ふるさとは人ですばい」。野山はふるさとに欠かせないが、野山だけでは人は力を得ない。人に出会い、勇気を得て、心新たに立ち上がる。受けた愛情に心ふるえて感激する。そんな出会いがすばらしいから佐賀を忘れず、応援団として動いているとのこと。
 こんな応援団をそこかしこに創りたい。同時に、応援されるふるさと人としてお互いに自己研磨したい。