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4月 自治体経営活性化をめざす

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2001年4月1日更新 <外部リンク>

 民間経営では日々実に細やかな経営努力がなされています。改善改良は常識です。その姿勢に負けない努力を市役所もやることが地方分権時代に大事です。
 自治体にも経営が必要です。これまで市職員の皆さんにもいろいろとがんばってもらってきました。「あいさつがよくなり市役所が親しみやすくなった」「迅速な対応でよかった」と時々お便りをいただき、嬉しく拝見します。まさに一人一人の誠実な姿勢と改善努力の成果だと思います。でも、改善改良に終わりはありません。
 「御役所仕事」という言い方があります。「形式主義で非能率的な官庁の仕事ぶりを皮肉っていう語」(『広辞苑』)だそうです。そんなふうに言われず、市民に喜ばれる仕事をキビキビとやれるようにしたいのです。経営である自治体行政の活性化を図りたいのです。
 一つの手法として、経営における国際標準規格取得を目指す取り組みを新年度で目指します。ISO9000シリーズです。九州では初の挑戦で、全国的にもまだいくつかの自治体で着手されたばかりです。「行政もサービス産業」であるという視点からすれば、民間経営手法でも、市役所行政を活性化することは積極的に取り組むべきと考えたのです。
 具体的取り組みは先進自治体視察や専門家協議などで詰めていきますが、自治体にも経営の時代到来ということを皆さんにも知っていただきたいと思います。