ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 市長の部屋 > 6月 水の気になる季節

6月 水の気になる季節

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2002年6月1日更新 <外部リンク>

 6月は水無月。水が無いと書くものの水に注意の月です。多久市では、市内全域の消防団が水防団としても活躍します。毎年5月には消防団・警察署・消防署・佐賀県・国土交通省・市役所が一緒になり防災パトロール防災会議を行っています。
 九州は台風の常襲地帯。そして牛津川(多久川)の合流する六角川は潮の干満の影響を受けやすい河川で、特に下流域は全国的にも有名な低平地です。河川改修や水防技術の向上とともに水防意識高揚が欠かせません。
 また近年は、台風は襲来せずとも、集中豪雨による水害が出ています。特に1時間あたり降雨量が100ミリを超える猛烈な豪雨の時には危険な状況にもなります。
 市では、国土交通省・佐賀県・気象台などと連携しながら降雨予測を監視しつつ、対応体制をとります。河川監視カメラも稼動し、ケーブルテレビにも放送されます。
 河川というものは、近くを歩いたりしない限り、普段はあまり気にならない存在ですが、いざ大雨になるとその水の力は大きなものになります。土手なども増水して緩んだり、壊れそうな状況になったりすると、速やかに消防団が出動します。そのような時には危険のない範囲で力を貸していただきたいと思います。特に団員は、自分の家族や家のことも心配しつつも出動をする訳ですから、市民の皆さんとともに感謝の念を強くしたいものです。
 水が不足すると飲料水や農業などの面で気になり、水が多いと災害が心配になる、そんな梅雨期です。(とし)