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10月 地方分権の受け皿づくりしっかりと

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2002年10月1日更新 <外部リンク>

 市町村合併問題が話題になっています。新しいまちづくりに資する行政づくりを軸に模索が続きます。
 年初には住民発議が多久と厳木で行われ、協議会設置が諮られましが、厳木町議会の否決で成立しませんでした。
 佐賀中部広域連合の18市町村では3ブロックに分けた研究会も行い、多久市は小城郡と同一ブロックで、情報交換もしてきました。途中で小城郡議会を中心に勉強会も動き出し、まずは郡内でとの話が出ました。この間に小城郡の町長さん等とお話もしました。さらに8月には山口議長と小城郡4町の町長議長を訪問し、多久市は小城郡の一部であった歴史もあり、社会経済的・人的にも小城郡への親近感が多く、広域行政的にも有益ということをお伝えし、県央のまちづくりになる合併協議の要望書もお渡ししました。先頃、小城郡の合併協議会初会合が開かれ、まずは小城郡でとの方向性を出されました。
 県内では多久市を含む佐賀中部広域連合圏が重点地区指定を受けています。佐賀県が示された3つの合併案の第1案では多久市は単独という内容もありました。
 今後の推移は未確定の面もありますが、多久市としては、このような状況を踏まえ、広域の連携も行いながら、自治体として地方分権の受け皿づくりを見据え、自治体として必要な力を高めるべく、これまで以上の行政改革はもちろん、行政全般にわたる改革改善を行いたいと考えています。(とし)