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4月 今世紀初の統一地方選挙

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2003年4月1日更新 <外部リンク>

 この4月は21世紀になって最初の統一地方選挙が行われます。前半の知事県議選挙に続いて、後半は多久市議会議員選挙が行われます。
 多久市議会では昨年12月議会での定数削減議決により、議員定数は2減の20名になりました。
 一般に市議会をはじめ普通地方公共団体の議会には「条例を設けまたは改廃すること」「予算を定めること」「決算を認定すること」「(法律や政令の規定を除き)地方税の賦課徴収または分担金、使用料、加入金もしくは手数料の徴収に関すること」「審査請求その他の不服申し立て、訴えの提起、和解、斡旋、調停および仲裁に関すること」「区域内の公共団体等の綜合調整に関すること」(地方自治法第96条)等の議決権があります。また「意見書を国会または関係省庁に提出すること」(98条)等もできます。まさにさまざまな事項に関する市民代表による議決機関としての任務があります。
 政治や選挙を巡る事件報道などで、投票率の低下が懸念されていますが選挙は重要な国民の権利です。同時に未来をともに創造するための義務でもあると思います。人類には命懸けで参政権を獲得した歴史もあるのです。
 「地方自治体は民主主義の学校」と広く言われるほどに自治体の議会・行政は重要です。そしてその選挙は、未来への選択のチャンスともいえます。各候補者の政見・人物を見究めながら、未来創造への貴重な参政権を忘れずに行使してください。(とし)