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7月 健康管理の心得

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2003年7月1日更新 <外部リンク>

 最近、友人が入院しました。なんと同じ時期に二人です。一人は内臓ポリープで、手術はファイバースコープで行われ、入院5日間で無事に退院。もう一人は、雑菌が血液に入り悪化し、集中治療室にいて、一般病棟に移り、その後回復して退院。
 最終的には二人とも回復できてほっとしたのですが、入院中の見舞いに行って発見がありました。
 前者は定期的に人間ドックを受診し、検査で早期発見され、簡易な対応で済みました。ところが後者は、「ひどい病院嫌いで検査を受けたことがない」と言うではありませんか。おもわず「バカたれ」と注意しました。年齢経過で疲労もたまるし機能低下も出る、だから定期的健診を受け、自己管理しないといけないのに、それをしないからこういうことになる、と伝えました。本人も感じるところが強かったようで、その後の見舞いでは「人間の身体は不思議だ。意識に感じなくても内臓は懸命に動いてくれている。おかげで健康になっていく」と何か感じ入るように語る横顔が、入院間際と一変して明るさを取り戻し嬉しくなりました。宣言どおり退院前に人間ドックを受け退院しました。「普通はドックの後に入院するけど、貴君は逆、でもその分、大事な身体を大切に生かして頑張れというメッセージかもしれないな」。
 皆さんも健診の機会は生かしてください。日常の健康管理・栄養バランスのある食事・適度な運動にご留意を。(とし)