1月22日から記録的な大雪でした。九州で数日間も降り続くのも珍しく、市内も白銀の世界となりました。雪合戦をする北部小の子どもたちが新聞に掲載されました。
雪で延期になり2月7日に開かれる行事に「論語カルタ大会」がありますが、多久らしい行事のひとつです。
論語カルタは、教訓の結晶のような論語から100の言葉を抽出し、百人一首のカルタ風に作成したものです。小泉総理大臣にも差し上げました。お渡しした時に、「多久はいいものをつくったね。手元に置くから」と仰ってくださいました。その後、総理も「知らざるを知らずとなす、これを知るという」などの引用をされています。
大会には主に小中学生が主に参加しますが、どうぞ応援に来て、見てください。集中力と反応力。もちろん、その日に至る熱心な学びと練習こそ意義あるものです。そのおかげで子どもたちはしっかり記憶しています。
教訓の意味の完全な理解はこれからだとしても、まさに、かつて先人たちが論語・大学・中庸・孟子など四書五経を暗記した勢いを感じます。その教養は明治以降の日本の発展をしっかりと支えたものでもあります。
皆さんも始めてみませんか。「やったことないから」と思うあなたには、「だから始めるのです」と伝えたい。最初からできる人はいないし、出会った時がスタートのチャンスですから。ガンバレ多久っ子たち!(とし)