7月は市制施行50周年記念のNHK生放送が多久から発信された。
ラジオ公開生放送は19日でした。医師・鎌田實先生がホストの「いのちの対話」特集で、歌手・ユニセフ大使のアグネス・チャンさん、バイオリニストのジョン・チャヌさん、写真家の大石芳野さんが村上アナウンサーの司会で「国境を越えたいのちの響きあい」をテーマに語り合われた。気さくで談笑の絶えない雰囲気の中にもいのちの尊さに触れる内容でした。自分にできることを実行する勇気は未来への希望になると感じた。
夏の巡回ラジオ体操は25日朝6時半から全国と海外へ生放送。1年半前からの交渉で開催が決まり、決定後は郵便局・NHK・市で協議を重ね、市内各団体と結成した実行委員会で備えました。関係職員も大奮闘。そんな努力のおかげで絶妙の天候に恵まれ、オレンジ色の朝日も加わり、西川講師の体操指導と加藤先生のピアノ伴奏で、2,800人を超える参加者とともに多久高校グランドで盛大に開催できた。元気で、はつらつとした参加者の笑顔が印象的で、多くの支えも忘れられない。
二つの行事を経て、準備や協力そして裏方の大切さを思う。生放送だけに、小さなトラブルでも全てが一瞬で水泡に帰す。そうならぬため、あたりまえのことをあたりまえにやれることの意義は実に大きい。
8月はお盆。ご先祖を思う、貴いひとときをお過ごしください。暑い日が続きます、ご自愛ください。(とし)