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3月 企業誘致の営業推進中

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2006年3月1日更新 <外部リンク>

 久々の朗報だ。2月14日、多久北部工業団地への新たな企業進出協定を締結できた。進出いただくのは東京都多摩市に本社がある三谷電子工業株式会社である。プラズマテレビなどの生産や、集積回路製造などに欠かせぬ技術をもたれ、マイクロエレクトロニクス分野でのさらなる技術の高度化と品質向上を目指し、海外市場をも視野に入れての事業を計画されている。調印式前の懇談で瀧本社長は、「多久を新たな拠点にして…」と、並々ならぬビジョンを語られ、その意欲に感じ入った。
 今回の進出は、さまざまな創意工夫の成果でもある。多久市独自のリース方式や誘致促進制度、加えて佐賀県の特区指定にも手を挙げ、営業に努めてきた。
 最近の製造業の事業展開では、世界市場での攻防は当然のこととして意識されている。最新鋭の機械設備の充実は必須であり、それだけに土地取得など初期投資の経費を抑制し、事業本体の向上が欠かせない。それだけにリース方式などの施策は魅力的だと評価いただいた。
 工業団地の他の区画についても、複数の会社と交渉を推進中である。さらに大きな事業展開意欲の会社があるとの情報も聞こえるようになってきた。
 これもどうやら景気回復の兆しのようだ。やっと景気好転の風が地方へも届き始めたかとも感じられる。それだけに他県も誘致合戦を仕掛けてくる。それに負けぬチームワークと営業努力が欠かせない。県などと協力し、さらなる誘致促進に全力を挙げたい。(俊)