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8月 関西や関東で多久に会う

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2006年8月1日更新 <外部リンク>

 東京や大阪に多久出身の人が集う会がある。ご存知ですか。
 関西や関東に就職等で旅立った人々がいらっしゃる。就職早々、友人のいない環境に緊張もあったろう。でも黙々と頑張ってきた人達だ。母校の校名を背負い、親や親戚の期待を受け努力してきた人々でもある。苦しい時や辛い時、寂しさを感じた時もあったろう。故郷の親や兄弟姉妹に仕送りをした人もいる。数十年に数回しか帰郷せず、正月や盆に西の空の夕焼けに涙した日もあるはずだ。時には佐賀んもんとして都会で出会い、満面笑顔で時間をかみしめ杯を交わした事もあるだろう。
 そんなこんなの思い出から、「お互い頑張ろう」「どがんしよっと」と声かけ合いの集いが生まれたのだろう。故郷愛という心の糸が人を結んだ。その先輩たちに敬意と感謝を捧げたい。
 先月、関東多久の会が開かれた。沢山の人が集い、故郷愛と語らいが重なり合った。多久出身の父上をもつボリショイ歌劇の歌姫・川副千尋さんも特別参加され、「ふるさと」を全員合唱した。「いかにいます父母・・・」の歌詞は、父母や友人への思いを誘った。前日の役員会では前山会長さんほかから貴重な提案や激励もいただき、故郷愛の深さに感心し、教えられるばかりだ。
 関西の総会は11月12日の予定だ。安藤会長さんほかの尽力で、毎年集うとともに、多久高校女子駅伝部の全国大会出場には応援団を仕立てての支援を頂いた。その心が有難い。
 「なにはなくとも、故郷あり」。そんな心意気が伝わる。お盆で里帰り中の皆さん、関西と関東の多久会に参加しませんか。
 関西・関東の多久会の連絡先は本誌23頁をご覧ください。(俊)