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11月 献米、そして営業の季節

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2006年11月1日更新 <外部リンク>

 10月24日に皇居での新嘗祭への献穀の式典に赴きました。
 天皇皇后両陛下に拝謁し、佐賀県を代表して多久市から新米を献上しました。暴風台風13号襲来直前に収穫できた立派なお米です。耕作農家の並々ならぬご苦労に対し、お言葉も賜りました。皇后様ゆかりの多久から心込めた献穀になりました。
 そして迎える11月は、営業の月ともいえる繁忙さになる。多久市も年間予算の相当部分を国等からの予算でまかなうが、道路河川整備や教育福祉関連など各省庁の予算確保に関する大会等が相次いで開催され、全国から首長等が結集する。現在、県市長会長や全国市長会副会長を務めているので、国会や省庁への活動も多い。忙しいが市政への効果もあり、交付税等の予算確保もその成果といえる。民間企業でいえば、これらは仕事確保のため社長や幹部が営業に回ることに相当する。だから、首長としては不可欠の重要な仕事と考え、頑張っている。
 ところがこの状況をご存知なく、出張が多いとの意見があるらしいが、是非この事情を知ってほしいと思う。要望に行かず仕事や予算が獲れるほど、世の中は甘くない。市役所と市内にいるだけなら、必要な予算確保もできず、最後は市民が困ることになりかねない。だから可能な限り出席する。右手に携帯、左手に扇子で、汗かきながら奔走し、分刻みで予定をこなす。しかも上京の数回分は県会長や協議会の用務で出かけ、合わせて市の要望や仕事を行い、市支出の節約をしながら飛び回る。
 これらは議会でも説明したましが、必ずしも伝わってないようなので、奔走の月に臨み、改めての説明としました。(俊)