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6月 九州市長会・第百回大会

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2007年6月1日更新 <外部リンク>

 今をときめく宮崎県知事・東国原英夫氏。「そのまんま東」の芸名が有名だ。先の知事選に出馬し、意外な真面目さと真剣さが好感を広げ当選したと聞く。全国各地の物産市でも宮崎商品、東国原グッズが目白押し。盛況ぶりはマスコミでも有名。おまけに県庁訪問が観光ツアーのルートにもなった。
 「どげんかせないかん」。これは同知事が選挙戦で最も訴えた言葉だった。「それは我々も同じ、同じ気持ちで奔走中です。私達は同士です」と九州市長会総会に来賓参加された東国原知事に申し上げた。それを受けて知事からは「地方分権も重要テーマ、市長さんたちも頑張ってください」と述べられた。
 その宮崎市で5月23日に九州市長会総会が開かれた。九州の116市が参加する九州市長会は毎年春と秋に総会を行う。政府や関係機関への提案などを審議し、九州としての活性化や、各市の都市活性化研究なども行う。また今回は多久にも来られた武・中国駐福岡総領事を迎え日中友好交流の討論も行った。
 この度の総会は第百回の記念大会だった。約一カ月前に会長である伊藤一長・前長崎市長が選挙中に殺害された事件があり、その後の開催なので暴力追放や地方分権の決議も行った。あわせて故伊藤会長に弔意を表し、会長職の残任期間の1年間は会長をおかず、当面は会長代行を設けて対応することになった。
 その要職に副会長である多久市長の私が選出された。不思議な運命の巡り合わせのようなものを感じている。時代は地方分権改革の潮流にある。だから「夢と希望をもてる地方分権社会創造に向け116人の市長さんたちと協力して進みたい。リリーフだけにここは全員野球で乗り切りたい」とあいさつした。(俊)