ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 市長の部屋 > 3月 青春とは心の若さである

3月 青春とは心の若さである

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2008年3月1日更新 <外部リンク>

 3月は巣立ちの季節。青春のもつ可能性へのはばたきです。
「青春の詩」という有名な詩があります。今年の成人式でも紹介しました。松下幸之助氏もその趣旨を凝縮し「青春とは心の若さである」と墨筆し、日々ご覧になっていたそうです。

「青春とは人生のある時期のことではなく心のあり方をいう。創造力・強い意志・燃える情熱・勇気・冒険心を青春という。年を重ねただけで人は老いない、理想を失うときに老いる。歳月は皮膚にしわを刻むが、情熱の消失は心にしわをつくる。悩み、疑い、不安や恐怖、失望が老いさせ魂をだめにする。」「人は自信とともに若く、恐怖とともに老いる。希望ある限り若く、失望とともに老いる。」「自然や神仏や他者から、美しさや喜び、勇気や力などを感じ取ることができる限り、その人は若い。」(抜粋)

 作者はサミュエル・ウルマン。1840年4月13日のドイツ生まれ。後に両親とともにアメリカに移民し、アラバマ州に住み、教育者・実業家として活動しながら執筆を続けました。この詩は彼が70代のときの作品で、1922年に家族が発行した詩集「80年の歳月の頂から」の巻頭を飾っています。彼はその2年後に永眠しましたが、1945年に「How to stay young(若さを保つには)」のタイトルで米誌『リーダーズ・ダイジェスト』に掲載されました。
 市内の高砂会ではこの詩を毎月の例会で唱和されています。
 お互いに心の若さを忘れず、良き春を迎えましょう。(俊)