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11月 ありがとう・300年祭

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2008年11月1日更新 <外部リンク>

 市民の皆さんはじめ多くの方々のご助力をいただいて、去る10月25、26日に多久聖廟創建300年祭・釈菜・多久まつりの一連の行事を無事に開催することができました。この機会をおかりして、お力添えくださいました全ての方々に御礼を申し上げます。不行き届きな点もあったかと存じますが、ご寛容下さり、諸事万端を、歓びと感動の中に挙行できましたのは、ひとえに皆さんの力強いご支援をいただけた賜物と感謝します。
 この300年の道標はゴールではなく、まさに久遠の未来へとつなぐ中継点であります。これまでの進み方、生き方、考え方をふりかえり、より理想に近づけるような努力を重ねることに向けて、お互いに決意を新たにして、日々に臨みたいものです。
 300年前の立志の大切さ、さらには2560年前に誕生された孔子様の教えの人間洞察力の鋭さにも思いを寄せて、私たちの人生の意義を深く考えるきっかけにしたいものだと思います。
 素晴らしい人生、幸福感のある人生・・・などを私たちはそれぞれに求めますが、その充実感の種子は“今この時”にあり、“今ここ”の積み上げにこそあります。平凡と映る毎日の中に感謝の心をもって見つめれば、すべてが祝福された出来事の連続とも言えます。順境も逆境も「ありがとう」と受けとめ、自分自身を高める糧や試練だと前向きに臨みたいものです。そして、少しでも世の中を明るく、美しくする、小さな努力を続けていきたいものです。そのような心を持てる人々が集うまちはきっと素晴らしい地域になっていくと信じています。
 永年のご尽力に感謝を捧げ、ともに未来を拓く志をもって進みましょうと呼びかけて、記念の年の御礼とします。(俊彦)