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3月 奔走甲斐ある努力を重ねつつ

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2009年3月1日更新 <外部リンク>

 1年前のコラムで「青春の詩」を紹介した。「青春とは心の若さである」のメッセージは、私たちに活力や希望をもたらす。
 そんな心の若さで日々精励されていた先輩が急逝された。現職の古賀和夫・多久市議会議長。その後を追うかのように武冨健一・前議長も逝去なさった。ご冥福を心よりお祈りする次第である。後任の議長に就任された牛島和廣議長、吉浦啓一郎副議長は厳粛さの中で、先輩たちから引き継いだ議会活性化と市政発展の支援に決意も新たにされている。市議会と行政が両輪の如く力を合わせ、多久市の発展に力を尽くしたい。
 さて、昨年秋の経済激変から不景気の風が強まりつつある。しかも静かに襲う病魔のように地方へと広がる気配もあり、気がかりである。3月議会に提案する21年度予算と補正予算には景気対策・雇用確保策も含めている。とにかく今年の前半は経済との格闘が最重要と重く受け止めている。
 そんな中に予算要望で中央省庁を訪ねている。今年の新たな発見は、要望先の相手がこちらをご存知ということだ。「多久の横尾市長さんですね」と初対面に近い方から声がかかる。年を重ねるお蔭ともいえるが、要望説明もやり易く、実に有難い。「地方分権改革推進委員会での活躍を見ています」、「全国市長会からも、多久市長に頑張ってもらっていると聞いています」とも話される。面接試験なみの問答での「財政厳しい時代に堅実に頑張られますね」には「職員の頑張り」と応えた。
 まさに奔走甲斐がある。だからこそ「さらに」と、やる気を高めている。そしてこの卒業の季節に巣立つ子どもたちに祝福を贈りたい。心の若さと希望を忘れずに、さあ飛べ!(俊彦)