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2月 勇気を与えた門松

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2010年2月1日更新 <外部リンク>

 寅年の新年もひと月が過ぎた。懸念された新型インフルエンザも峠を越え、次は季節型インフルエンザとの予測もある。引き続きご注意を。雪も降り、低温注意報が出た。夜空にオリオン座が鮮明に輝く日は冷える。冬色が追いかけてきている。
 多久市役所を訪れた方から「感動した事をお伝えしたく」とメールを頂いた。「これまでも何度となく見ている正月飾りの門松ですが、市役所前の門松の立派なこと。目を見張る思いでした」。世知辛い世の中に、暗い話ばかりで、「私自身、正月を越せるのだろうか…と不安になっていましたが、その門松の勢いのある太く大きな竹に、元気を頂いたような気持ちになりました」。さぞ辛い思いをされていたのだと拝察した。さらに、多久HPをご覧になり、「職員の方々が作られたとのこと。頭の下がる思いです。これからも是非続けていただきたい」と結んである。
 こちらこそ頭の下がる思いで拝読させていただいた。すぐに門松作りに頑張った管財係に回した。「良かったねえ、喜ばれて」。それは御礼状を超え、市役所を元気にするメッセージである。仕事のひとつひとつが意義あることと教えられる有難い便り。その気持ちをこの紙面で伝えたい。ありがとうございました。
 門松が来訪者に元気を与えたように、諸々の事にそんな感動の可能性があることを肝に銘じて何事にも取り組みたい。
 そして受験の季節到来。「神仏を尊んで、神仏を頼らず」とは宮本武蔵の名言。自分の努力で道を開くチャンスを得ることを念願して己に頼め、の助言もある。節分からは新たな運気ともいう。自分を信じ、未来目指し、頑張れ受験生!(俊彦)