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7月 地域にも国政にも防災減災

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2012年7月1日更新 <外部リンク>

 美しい麦秋から梅雨、そして7月は暑さ本番。
 5月末の総合防災訓練では改めて防災・減災と対策充実の重要性を考察しました。それらも考慮し6月の防災会議で新たな地域防災計画を策定しました。風水害・地震・原子力災害等の対策充実を図りますし、災害弱者対策なども向上させます。
 会議では佐賀地方気象台の話も伺いました。この4年間九州に台風上陸がないとのこと。過去のデータからは4年間台風上陸なしの翌年は3~4個上陸の記録とか。ならばまさに要注意です。でも「5年連続記録に挑んでほしい」とも。そうありたいですが、こればかりは天のみぞ知る…。
 台風4号が九州接近コースを北上。市内は影響なかったものの和歌山南部に上陸し、北東へ時速65キロで日本列島を通過。大震災被災地へも進み心配されました。24日には梅雨前線活発化で大雨。まさに台風大雨との格闘季節の始まり。
 国政も台風なみの様相。民主、自民、公明の3党が消費税増税に合意。時期と税率は固まったものの肝心の社会保障充実策の詰めはこれから。この向上がなければ意味がありません。与党内分裂の内紛劇に時間を浪費するゆとりはないはず。
 社会保障・税の一体改革には世界も注目して、改革の意志と実行力が日本にあるか見つめています。実施までに国民に寄り添う配慮をし、経済的にも明るい未来を示すことが不可欠です。若者も長寿者も将来に希望もてる社会づくりに向け、政治こそ未来への減災防災をしなければ…。

市長 横尾俊彦