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1月 未来志向で万事を為す年に

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2013年1月1日更新 <外部リンク>

 新年あけましておめでとうございます。
 皆さんもご家族おそろいで、輝かしい希望にあふれる新年をお迎えのことと存じます。本年が皆さんにとりまして、それぞれの努力が実る良き年となりますよう心よりお祈りします。
 天変地異の一昨年、混迷明けぬ昨年を越え、今年は何事にも積極果敢に英知を発揮し、共に隆盛の年にしたいものです。
 今年の干支「巳」は知恵の象徴ともいわれ、物事の始まりも意味します。巳年は「困難に出逢っても人生の原理原則に則って 努力すれば道は開ける」の暦回りらしく、その心得で万事に臨み、創造開拓の年にしたいと存じます。
 この春には小中一貫教育がスタートします。小中学校の9年間、子どもたちに寄り添い、教え、導き、促し、励まし、知徳体のバランスある教育実現へと高めます。あわせて通学対策、跡施設活用対応なども進め、文教都市にふさわしい優れた教育充実を図っていきます。
 昨年7月13日の北部九州豪雨の際に出動して尽力した多久市消防団が国土交通大臣表彰を受賞しました。有難い栄誉です。昨春新設した防災安全課を軸とし、さらなる安全安心の確立を期して参ります。また、東日本大震災被災地・南三陸町へ職員派遣をしており、被災地の苦悩を忘れず、危機管理を高めていきます。
秋には太陽光メガソーラー発電が市内で始動します。未来志向の施策も、衆知を集めてできることからコツコツ着実に実行していきます。
 景気経済面ではまだ厳しさがぬぐえません。昨年も国内主要企業で大規模人員削減等あり、日本経済の厳しさが解消しきれていません。iPS細胞でノーベル賞に輝いた山中教授のように日本の人材力、匠の力をさらに活かす戦略の確立と実践がとても重要です。
 財政では昨秋の国会で交付税関連法案が可決せず交付が遅れる問題もあり、苦労された自治体もあったようですが、多久市は基金で危機対応できました。師走の総選挙で国政に落ち着きと着実な政策推進が期待できそうな展開であり、その動向に注目しつつ、財源確保等の市政に重要な対応を漏らさず努めていきます。
 推進中の第四次総合計画は「文教・安心・交流」をテーマに市政発展の戦略を展開中です。ムリ・ムダのない堅実財政運営、長寿健康社会にふさわしい福祉、新たな活力への企業誘致・定住促進、細やかな地域対策など、さらに真剣な取組みを強化していきます。
 皆さんの笑顔が多く久しく輝く多久づくりを進めます。今年も佳い年でありますように。

市長 横尾俊彦