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8月 真摯に誠実に市政を高めよう

印刷 文字を大きくして印刷 更新日:2013年8月1日更新 <外部リンク>

 参議院議員選挙は与党圧勝だった。国会の衆参ねじれ状態が解消され、政策推進加速の環境が整う。政策効果を早く地方へ届け、厳しい地方経済を復活させたい。提案要望などに汗をかきたい。
 投票率は52%程度と低かった。与党優勢報道が先行し、関心が高くなかったとの分析もある。でも国民生活全般に関する法律や予算を決めるのは最高意思決定機関の国会。だから無関心ではいけない。参政権の啓発はもっと必要になる。
 多久の若者を含む佐賀大学生が投票率向上運動をしたが厳しかった。若者ほど投票してほしい。
 また今回初めてインターネットによる選挙運動が解禁となり、ツイッターやフェイスブックでも発信があった。「候補者行動予定」「演説会日程」など参加呼びかけ型が多かったようだ。
 ネット選挙で懸念されるのが誹謗中傷や虚偽流布と言われ、候補者も有権者も品格が問われる。虚偽を流布して人をおとしめたり、惑わすのは健全な民主主義を壊すものに他ならず、許せない行為だ。そんな人に行政を語る資格はない。
 ネットであってもなくても、自己礼賛は滑稽に映る。根拠なき他者批判はエゴイズム。匿名性に隠れた混乱も危惧される。しかし、それら邪心の行動からは正しく望ましい政治行政は生まれえない。主権者である市民が関心をもち、次代を拓く政治にまじめに参加できる工夫が肝心だ。
 皆さんの日々のまじめな努力が報われる社会を、真摯に誠実に創っていきたい。猛暑にご用心。

市長 横尾俊彦